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呪い生霊を本人に返す方法

呪い
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知る知らぬに関係なく、人から恨まれることは、誰にでも有り得ることに御座います。その相手が生霊を飛ばすことあれば、呪ってくることもあります。生霊の多くは、本人が無意識に飛ばす場合が多いのですが、呪いの場合は意識的にと言いますか、故意に行う人が多いです。

世の中には魔術とか呪いといったサービスが多くあります。実際に効果あるのか否か、本当に其れ相応の力があるのか否か、つまり本物か否かは別として、そのようなサービスを利用し人を呪う人間がいるのです。

しかし、これは愚かなことです。人を呪うことで自分が無事であるとは言えません。人を呪うということは、其れ相応の覚悟が必要と言えます。

呪いは生き物です。仮にAくんがBくんを呪ったとしても、BくんがAくんか否か別として、その呪いに気付き跳ね返すことで、その呪いは倍返し以上になり、呪った本人であるAくんに返ります。

これ生霊でも同じです。意識的に生霊を飛ばした場合は勿論のこと、無意識に生霊を飛ばした場合でも、相手から生霊返しされたら、それこそ倍返し以上になり、生霊を飛ばした本人に返ります。

よって、誰かを恨んだり、誰かに憎しみを抱いたりし、呪ったり生霊を飛ばさぬことです。下手に飛ばすと取り返しのつかぬことになります。

前置きは、これくらいにしておいて、本日は人から呪われたり、人から生霊を飛ばされたりし、困っている人の為に、呪いや生霊の返し方法を伝えます。

これには幾つかの方法があるのですが、本日は聖天様の女天様が起源である十一面観音様、つまり観音様のお力を借りた返し方法を教えます。

観音経

妙法蓮華観世音菩薩普門品第二十五という観音経をご存知ですか?

聖天様の寺院へ参拝し読経する人は、聖天様の御札を自宅に祀り読経する人は、誰もが承知されているであろうかと存じます。

この観音経の中には「呪詛諸毒薬(しゅそしょどくやく)所欲害身者(しょよくがいしんじゃ)念彼観音力(ねんぴかんのんりき)還著於本人(げんじゃくおほんにん)」という一節が御座います。これが呪い返し生霊返しなのです。

この一節を簡単に言えば「呪いや毒などにより、自分に害を与えようとしている人間が居る場合でも、観音様の力を念じれば、全てが本人に返る」という意味です。

これただ単に返るわけじゃありません。必ず倍返し以上で返ります。そしてこれを避けることは絶対に出来ません。

皆様も不運が続くとか体調不良などで、呪いや生霊を感じたら、この観音経を唱えて下さい。もちろん「呪詛諸毒薬(しゅそしょどくやく)所欲害身者(しょよくがいしんじゃ)念彼観音力(ねんぴかんのんりき)還著於本人(げんじゃくおほんにん)」という一節だけ繰り返しても良いです。

また、相手が特定できる場合は、その相手を意識して唱えると良いですが、確信のない場合は、間違いで済まされませんので、安易に意識せぬことです。

これはあくまでも、人から飛んできた呪いや生霊を返すだけですから、相手と同じような恨みある意識では行わないことです。つまり「くそ~!よくも呪いやがったな!よくも生霊を飛ばしやがったな!」という意識で行うと、それは相手の呪いや生霊を返すだけじゃなく、自分もまた相手と同じく呪いや生霊を飛ばすことになりますので、それが返れば倍返し以上です。

仮に呪われたり生霊を飛ばされたりしたとしても、相手を悪く思わず、ただ単に相手から飛んできた呪いや生霊だけを、善の心で返せば良いのです。相手を悪く思わず、ただ観音様のお力を念じて縋れば良いのです。

その辺りを間違わないようにしないと、本末転倒といいますか、大変なことになりますから、くれぐれも自分の意識には注意し行って下さい。

自分の力で無理な時は、聖天様に祈祷するなど、聖天様に願い、聖天様のお力で助けてもらえば良いです。

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合掌

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