このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎先生と聖天様のお話です。
小坊主
前回は泉先生のお唱えを初めて筆に上せた沖野はんというお話だったけど覚えてる?
泉先生遂に山へ④
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
女性
もちろん!本日のお話は?
小坊主
泉先生遂に山へ⑤のお話!
泉先生遂に山へ
八方より子来すれど淡如たり
小坊主
村木さんが泉先生のことをこんな風に言っておられるんだ。
村木さん
身を持する事、清廉潔白、神仏の心を以て心とし、抜苦与楽の為に、一身を捧げて、普く、人の敬仰を受け、八方より慕い来れども淡如たり。
小坊主
身を持する事は、生活態度を厳しく守り続けること。
清廉潔白は、心が清くて私欲がなく、後ろ暗いことのまったくないさま。
神仏の心を以て心としは、神仏様の心が即ちご自身の心となっている様。
抜苦与楽の為には、衆生の苦を取り除いて楽を与える為にはという意味。
一身を捧げてはそのまま。
普く、人の敬仰を受けは、全ての方々からのうやまいを受け、
八方より慕い来れどもは、あちらこちらから泉先生を慕って集まって来ても、
淡如たりは、とてもあっさりしているということ。
清廉潔白は、心が清くて私欲がなく、後ろ暗いことのまったくないさま。
神仏の心を以て心としは、神仏様の心が即ちご自身の心となっている様。
抜苦与楽の為には、衆生の苦を取り除いて楽を与える為にはという意味。
一身を捧げてはそのまま。
普く、人の敬仰を受けは、全ての方々からのうやまいを受け、
八方より慕い来れどもは、あちらこちらから泉先生を慕って集まって来ても、
淡如たりは、とてもあっさりしているということ。
女性
泉先生は、己に厳しく生活態度も然りでとてもキチンとされていて、更に私欲もなく、神仏の心が先生のお心となっていて、人々の苦を取り除いて楽を与えることに一身を捧げている。そんな泉先生の噂が広がり、あちらこちらから、先生を敬って人が沢山集まるけれども、浮かれること無く、奢ること無く、淡々とされている。
と言って居られるのですね。
と言って居られるのですね。
小坊主
そうだね。村木さんは、
村木さん
堅苦しく言えば、こういう風格の方であった。
小坊主
と言っているよ。
小坊主
そして、そんな泉先生が、
村木さん
沖野はんに、たまらなく良かったのである。
小坊主
と村木さんは言ってるんだ。
村木さん
拝むおさいさんに龍野さん、男では、丸山さん、市さんに亀太郎はん等々、先生を中心とした、こうした人々の思い出、何と懐かしいことだろう。
当時を追憶すると、若さが蘇る心地がする。
皆、三十前後、元気な盛であった。
当時を追憶すると、若さが蘇る心地がする。
皆、三十前後、元気な盛であった。
小坊主
とも。村木さんは言っているよ。
女性
先生の周りに先生を慕い協力する素晴らしい仲間が集まっていたんですね。
小坊主
今回のお話はここまで。
小坊主
では、次もお楽しみに~
合掌
←前
泉先生遂に山へ④
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
皆様からのコメントお待ちしております。