誰の心のなかにも天使と悪魔が住んでいます。
人間なら天使だけでなく悪魔も住んでいます
天使の心と悪魔の心。
それは人間なら誰もがどちらも持っているのです。
私の中に悪魔はいない!そう言い切れる人は、嘘つきです。
誰にも本能と理性があり、天使の心と悪魔の心があるのです。
ただ、悪魔の心には負けてはいけません。そして本能は理性で抑え込むのです。
人が皆本能だけで生きれば、この世は破滅です。
欲しいものは欲しい!必ず手に入れる、欲しければ奪う。その様な事がまかり通る世の中は地獄です。
聖天様と毘那夜伽(常随魔)
聖天信仰されている方なら、聖天様のご眷属である毘那夜伽(常随魔)の誘惑に負けてはいけません。
神仏様は取引などしません。
取引をするのは毘那夜伽(常随魔)です。
有名なのは、断ち物祈願!
大丈夫ですか?断ち物祈願されていませんか?
断ち物祈願に応じるのは聖天様ではありません。
先程言いましたが、神仏様は取引などしません。
取引をするのは毘那夜伽(常随魔)です。
毘那夜伽(常随魔)と取引をした時点であなたと毘那夜伽(常随魔)が繋がってしまったのです。そう、悪魔と繋がったのです。
聖天信仰をしているつもりが毘那夜伽(常随魔)信仰に変わってしまうのです。しかも、良かれと思った断ち物祈願で。
そもそも、神仏様も〇〇をしたご褒美で願いを叶えてくださる訳ではありません。
そこを勘違いされている方がおられるようです。
例えば御真言など、〇〇を〇〇回唱えますのでどうか叶えて下さい。
滝行を行います。頑張りますのでどうか叶えてください。
毎日参拝します。〇〇日頑張りますので、どうか叶えて下さい。
などなど・・・
それぞれ行いは素晴らしいことです。
しかし、よくやったね・・・とご褒美のように願いを叶えてくださる訳ではありません。
〇〇しますので叶えて下さいは、
〇〇するのだから、最後まで出来たのなら、叶えて下さいと言い換えることができ、
更にすこし、言い方を変えると、
〇〇するんだから、叶えてよ!となります。
どうでしょうか?神仏様に対してとても失礼だと思いませんか?
そして、一種の取引となっています。
〇〇します。だから〇〇して下さい。
断ち物祈願とそう大差ありません。
聖天様を信仰されている方なら、取引に応じるのは、聖天様ではありません。
取引に応じるのは毘那夜伽 (常随魔)です。
なぜ、毘那夜伽(常随魔)との取引を聖天様は止めてくれないのでしょうか?と質問されたことがあります。
それは、それもあなたが望んだ、あなたが引き寄せたことだからです。
だれも、そのような取引をしなさいなどと言ってはいません。
ただ、聖天様を信じて、一生懸命お願いすれば、お縋りすれば、叶う時期に叶うのです。
しかし、待ちきれない、早く叶えて欲しい、どうすれば早く叶えてくれるのかというあなたの心に毘那夜伽(常随魔)が入り込むのです。
欲望の心に毘那夜伽(常随魔)が入り込むのです。
どうか無垢な心、清らかな心で一心不乱に聖天様にお縋りし、お願いごとをして下さい。
必ず聖天様は叶えて下さります。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。