聖天様(歓喜天)の男天様の起源は、インドのヒンドゥー教のガネーシャです。
韋駄天様の起源は、インドのヒンドゥー教のスカンダです。
知る人も多いでしょうが、ガネーシャとスカンダは、シヴァを父とし、パールヴァティを母とする、兄弟なのです。
ちなみにガネーシャが長男で、スカンダが次男です。
そんなある日のこと、父親であるシヴァが兄弟2人に世界一周の競争を命じました。
さて、ガネーシャとスカンダ、どちらが勝ったでしょうか。
このスカンダは韋駄天という名から想像できる通り、とにかく速い。
普通に考えればスカンダと答えるのが普通ですが、そんなオチなら私がブログに書くはずがないと、裏を読む人はガネーシャと思われることでしょう(笑)
そうです。
ガネーシャが勝ちました。
何故にガネーシャはスカンダに勝てたのか?
俊足のスカンダは、あっという間に世界一周して来ました。
それに対しガネーシャは、スカンダがスタートし戻る前に、父シヴァと母パールヴァティの周りを一周し終えました。
そしてガネーシャは「私にとっての世界は父上様と母上様です」と言われたそうです。
インドのヒンドゥー教でガネーシャは、智慧の神様としても有名で信仰されているのです。
その智慧の神様であるガネーシャ神様が、十一面観音様と双身で仏教に帰依されたのが、大聖歓喜双身天王様、つまりは聖天様(歓喜天)なのです。
合掌
執筆者:聖パパ
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知りませんでした豆知識ありがとうございます。 ガネーシャは、穏やかで賢い 韋駄天は、元気健康のイメージがあります