聖天様（歓喜天）の浴油祈祷で授かるはお札か？御守か？

聖天様（歓喜天）に何かの祈願をする場合には、浴油祈祷される方が多いのですが、浴油祈祷で授かるはお札か？御守か？ここを結構迷われたり間違われた感がある方が居ます。

先ず申し上げますと「お札」と「御守」は全く別物です。

お札は聖天様（歓喜天）ご分身であり、御守はあくまでも御守です。

よって、切羽詰まった祈願ごとでない場合は御守でも良いかと思いますが、是が非でも叶えて欲しい切羽詰まった祈願するのならお札を授かること必須かと思います。

以前、何かの記事で記したと思いますが、願い叶わぬ人は出来ない理由を考え、願い叶う人は出来る方法を考えます。

例えば願い叶わぬ人に多い、浴油祈祷してお札を授からない出来ない理由としては「神棚がない・部屋がない・場所がない」とにかく「ナイナイ尽くし」です。

次に願い叶う人は出来ない理由を考えず出来る方法を考えますので「神棚を作るか、神棚が駄目ならタンスや棚など、いかに場所を確保するか」など考えます。

聖天様（歓喜天）に祈願することは人間の力では、どうすることも出来ないことだと思います。

人間の力でどうすることも出来ないことを聖天様（歓喜天）に叶えて欲しいと願うなら、先ずは自ら出来ることを聖天様（歓喜天）にするべきではないでしょうか。

自分は「場所が無いから出来ない・神棚が無いから出来ない」という出来ない理由ばかりを探し祈願して、聖天様（歓喜天）から「意識が無いから叶えられない・行動が無いから叶えられない」と言われても仕方ありません。（笑）

御守は御守であり、お札はお札です。

仮に御守を持つにしても、お札を祀るか否かなど関係なく持てば良いのです。

確かに絶対無理！という方もいらっしゃるかとは思いますが、多くの方が絶対に無理と思っているだけかと思いますので、もしも浴油祈祷などして願い叶わぬならば、自分自身の聖天信仰を見直す必要があるのかなと存じます。

切羽詰まった祈願で無いならば良いと思いますが、仮に切羽詰まった祈願であるならばあるほど、人事を尽くして天命を待つべきかと存じます。

合掌
執筆者：聖パパ