因果応報

この言葉を聞かれたことあるかと存じます。

これは仏教語であり、この世の結果の全ては決して偶然ではなく、如何なる結果にも必ずや原因がある必然だという意味です。

因果応報の「因」は原因の因です。

因果応報の「果」は結果の果です。

因果応報の「応」は相応の応です。

因果応報の「報」は報いの報です。

何事も原因「因」あるところに結果「果」があり、原因に相応した「応」報い「報」があるという意味です。

一般的には悪い結果に対し言うことが多いですが、良い結果に対しても同じです。

悪いい結果は悪行から生まれ、良い結果は善行から生まれます。

また、「因果の法則」というものも御座います。

※善因善果：善が善を生む
※悪因悪果：悪が悪を生む
※善因楽果：善が楽を生む
※悪因苦果：悪が苦を生む

何事も、善行によって幸福が訪れ、悪行によって不幸が訪れます。

現在に不幸を感じている人は、過去に原因があるということです。

仮に思い当たる節が無い場合は、原因が無いのではなく原因に気付かないのです。

最後に補足として記しますが、悪行とは犯罪ばかりでなく間違った意識も含まれます。

何故なら、間違った意識からは必ず間違った行動が生まれ、間違った行動からは必ず間違った結果が生まれます。

その結果こそが因果応報の「因」である原因となるのです。

意識から行動が生まれ、行動から結果が生まれる。

原因ありて結果が生まれ、それ相応の報いがある。

合掌

皆様からのコメントお待ちしております。

匿名より:

初めまして。サイトには良くお邪魔させて頂いていますが、よくよく判らない点が有りましたので質問させて下さい。

｢悪いい結果は善行から生まれ、良い結果は悪行から生まれる｣の意味が判りません。
もしかしたら、悪い結果は悪行から生まれ、良い結果は善行から生まれる。の間違いですか？

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