梵天(ぼんてん)
ヒンドゥー教の三神の一。仏教では色界の初禅天の主として、帝釈天と並んで諸天の最高位を占め、仏法の守護神とされる。密教では十二天の一として上方を守る。
今回は梵天(ぼんてん)のご紹介です。
梵天(ぼんてん)とは
古代インドの神ブラフマーが仏教に取り入れられたもので、十二天に含まれます。
梵天(ぼんてん)は、帝釈天と一対として祀られることが多く、両者を併せて「梵釈」と称することもあります。
これらの梵天像と帝釈天像はほとんど同じ姿で見分けがつきにくいのですが、帝釈天像のみが、衣の下に皮製の甲(よろい)を着けている場合もあります。
天部の神とは
天部は天界に住む者の総称で、古いインド神話の神々などの仏教以外の神が仏教に取り入れられて護法神となったものだと言われています。
八部衆とは…
仏法を守護する八神で、天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩睺羅伽の八部衆。この八神は仏教以前、古代インドの鬼神・戦闘神・音楽神・動物神などです。後に仏教に帰依し、仏の弟子となって護法を誓い、善神となりました。
梵天(ぼんてん)の真言
おん。ぼらかん。まねいそわか。
梵天(ぼんてん)像で有名寺院
京都府:東寺講堂
奈良県:東大寺法華堂
奈良県:法隆寺旧食堂
奈良県:唐招提寺金堂
合掌
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