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本音が言えず苦しい時に|聖天様が授ける声を取り戻す祈り

飲み込んだ言葉を聖天様にお預け
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言いたいことが言えず、心が重くなっていませんか

職場で。家庭で。大切な人の前で。本当は伝えたい言葉があるのに、ぐっと飲み込んでしまう。そんな日々を繰り返していると、いつしか心の奥に重たい澱(おり)が溜まっていきます。「自分さえ我慢すれば」と思って続けてきた沈黙が、気がつけばご自身をじわりと縛っていることはありませんか。

聖天様(大聖歓喜天/だいしょうかんぎてん)に仕える聖夫婦のもとには、こうした「言いたいことが言えない苦しみ」を抱えた方からのご相談が、季節を問わず寄せられます。今回は、そのお悩みに聖天様の教えと信仰の知恵から、そっと光を差し込むお話をお伝えしてまいります。

飲み込んだ言葉は、消えずに残る

口にしなかった言葉は、空気の中に消えてしまうわけではありません。胸の奥に沈み、少しずつ重みを増していきます。心理学の世界でも、感情を抑え込み続けることは心身の負担になると言われていますし、仏教の世界でも「執着」として滞りを生むと説かれてきました。

沈黙が「優しさ」とは限らない

「言わないことが思いやり」と教わってきた方も多いかもしれません。確かに、相手を傷つけないために言葉を選ぶことは大切な配慮です。けれども、自分の本音をすべて押し殺してまで沈黙を貫くことは、優しさではなく、ご自身を犠牲にすることになってしまいます。聖天様は、あなたの犠牲を望まれません。

溜め込み続けるとどうなるか

飲み込んだ言葉が積み重なると、心の重さは身体にも影響を与えると言われています。眠りが浅くなる、食欲が落ちる、ふとした瞬間に涙が出る──こうしたサインが現れたら、それはご自身の心が「もう限界に近い」と知らせてくれているのかもしれません。

聖天様(大聖歓喜天)が和合の神様であるという意味

聖天様は、男天(なんてん)と女天(にょてん)の二身が互いに抱き合うお姿で表される、和合の神様です。この「和合」とは、ただ仲が良いという意味ではありません。互いに本当の心を交わし合うことができる関係──それこそが和合の本質であると、聖天信仰では伝えられています。

本音を伝え合うことこそが信仰の入口

聖天様は、双身でいらっしゃるからこそ、「語り合うこと」「想いを通わせること」がどれほど尊いかを誰よりもよく知っておられるお方です。だからこそ聖天様にお祈りする時、何よりも大切なのは「飾らない、本当の心をお伝えすること」だと言われています。

立派なお願いをする必要はありません。「苦しいです」「助けてください」「今日は疲れました」──そうした素直な言葉を、まずは聖天様に向けて発してみることから、信仰の道は静かに開けていきます。

聖天様への祈りが「本音の練習」になる

人間相手では本音が言えなくても、神様に対してならば話せることがあります。聖天様への祈りは、「本当の声」を取り戻すための、最初の安全な場所となってくださると伝えられています。神棚の前で、心の中で、誰にも聞かれずに本音をお伝えするうちに、少しずつ「自分の声」を思い出していかれる方が多くいらっしゃいます。

声を取り戻すための、聖天様への祈り方

ここからは、日々の暮らしの中で実践できる、聖天様への具体的な祈り方をお伝えします。難しいことは何もありません。大切なのは「続けやすい形」で「丁寧に」行うことです。

朝の一礼から始める

朝起きたら、神棚に向かって一礼し、清水(しみず)を一杯お供えしてください。神棚がない場合は、清浄な場所に小さな器を置くだけでも構いません。そして心の中で、こうお伝えします。

「聖天様、今日もよろしくお願いいたします。今日も本当の声を取り戻していけますように」

御真言を心の中で唱える

聖天様の御真言(ごしんごん)は「オン キリ ギャク ウン ソワカ(オン キリク ギャク ウン ソワカ)」です。声に出しても、心の中で唱えても構いません。三度、七度、ご自身のペースで。御真言を唱えている間は、頭の中の声が静まり、心が整いやすくなります。

夜は「今日飲み込んだ言葉」を聖天様に打ち明ける

一日の終わりに、神棚の前で目を閉じ、今日言えなかった言葉を心の中で聖天様にお伝えしてみてください。「本当は、こう言いたかったです」──ただそれだけで構いません。誰にも聞かれない場所で本音を発する練習が、いつか実際に人に伝える勇気へと繋がっていきます。

無理に「言える人」になろうとしなくていい

本音を伝えるのが苦手な方は、その繊細さこそがご自身の魅力でもあります。聖天様は、無理に変わることをお求めにはなりません。ただ、ご自身を縛りすぎないこと、ご自身を大切にすることを、何より願っておられます。

一日一つ。小さな本音から取り戻していけば、必ず心は軽くなっていくと伝えられています。ご自身のペースで歩んでいかれてください。

専門家の支えも頼っていい

もし「言えない苦しみ」が日々の生活に大きく影響している場合、心の専門家(カウンセラー・心療内科など)にもご相談されることをおすすめします。聖天様への祈りは、専門的な支援と共に歩むことができるものです。両方の支えが、あなたを優しく守ってくれます。

聖天様は、あなたの沈黙の声も聴いておられる

言葉に出せない想いを抱えて夜を過ごす方へ。聖天様は、あなたの沈黙の声も、確かに聴いておられます。一人で抱え込まず、まずは神棚の前で、心の中で、お打ち明けください。

聖夫婦では、聖天様への祈りを通じて、本音を取り戻すお手伝いをさせていただいています。よろしければ、無料相談からお話を聞かせてください。聖天様への各種御祈祷も承っております。

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※本記事は信仰に関するお話を中心としており、医療・心理カウンセリングの代替となるものではありません。深いお悩みは専門機関へのご相談もご検討ください。

合掌

聖天様の教え

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