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聖天様の御札を授かり安置し祀る心得と他の仏壇や神棚との兼ね合い

お宮・神棚
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聖天様の御札は聖天様のご分身です。

聖天様は現世利益の最強神であり、誰よりも霊験あらたかな、ご利益ある仏教の神様ですから、聖天様の御札を授かり安置し祀る場合は、何よりも聖天様を重んじる意識と行動が求められ、其れ相応の心得をもった作法が求められます。

先程にも申しました通り、聖天様の御札は聖天様のご分身であるが故に、聖天様の御札を自宅に迎え入れるということは、まさに聖天様を迎え入れることになります。

このことを常に肝に銘じ、聖天様とのご縁を深められて下さい。

聖天様の御札を授かり安置し祀る心得

聖天様の御札を授かり安置し祀る作法は、聖天様の御札を授かる寺院によっても若干異なるかと存じますが、これより基本的な作法と心得を、いくつかの項目に分けて、お伝え致します。

聖天様の御札を安置し祀る場所

聖天様の御札を迎え入れ安置し祀る場所について話します。

聖天様の御札を迎え入れ安置し祀る場所の心構えと致しましては、次のことを想像して頂ければ分かりやすく理解して頂けるかと存じます。

神様というだけでも尊い存在であるのですが、その中でも聖天様は現世利益の最強神であり、誰よりも霊験あらたかな、ご利益ある、特別な存在の神様なのです。

先ずは、あなた様にとって最も敬う人間は誰か、頭に思い浮かべて下さい。

それは、ご両親かもしれないし、先輩かもしれないし、上司かもしれないし、恩師かもしれませんが、とにかくあなた様が最も敬う存在である人物を想像して下さい。

あなた様が、その最も敬う存在である人物を、ご自宅に迎え入れるとした時に、あなた様は何処の部屋にお通ししますか?

これまさかキッチンにお通しする人や、トイレにお通しする人や、玄関にお通しする人は居ないと存じますし、更には煩い汚れた不潔な部屋にお通しする人も居ないと存じます。

どの部屋にお通しするかは、それぞれの住宅環境や生活環境によっても異なると存じますが、その中でも最も良い部屋といいますか、最も静かで綺麗な部屋にお通しすると思います。

聖天様は最も敬う人間よりも尊い存在である神様です。

その中でも、現世利益の最強神であり、誰よりも霊験あらたかな、ご利益ある、特別な存在の神様です。

つまり、聖天様の御札を迎え入れるとすれば、最も失礼のない部屋に安置し祀ること、当たり前のことと言えるのです。

陽が差す、風邪が通る、静かで、清潔な、客間などあれば良いですが、この時代に難しいと思いますので、皆様の住宅環境や生活環境に応じて、最も良い場所へ安置し祀って頂ければと存じます。

もし、自分では安置し祀る場所が判断できないなど、個別に相談など御座いましたら、いつでも承りますので、下記リンクより気軽に無料相談を利用して下さい。

聖天様を授かり安置し祀る神棚とお宮の有無

聖天様の御札を授かり安置し祀る時に、棚の上など裸で安置しても悪くは無いですが、出来ることなら神棚を準備し、お宮を準備し、お宮の中に御札を安置した方が良いです。

先程の話と同じく、敬う人物を迎え入れた時に、居心地が悪いと思われるよりも、居心地が良いと思われたいものです。

つまり、聖天様をご自宅に迎え入れるのですから、聖天様には居心地が悪いと思われるのではなく、少しでも居心地が良いと思われた方が良いです。

敬う人間を迎え入れた時に、お座布団など用意するように、聖天様を迎え入れるなら、神棚やお宮を用意すること、当たり前と言えることに存じます。

聖天様を授かり安置し祀る方角

聖天様の御札を授かり安置し祀る時に、その方角は凄く大切なことです。

聖天様の御札は、次の方角に安置し祀って下さい。

●御札の背を北側にし、御札が南向きになるように、安置し祀る。

●もし南向きが無理な場合は、東向きになるように、安置し祀る。

●更に東向きが無理な場合は、西向きになるように、安置し祀る。

●南・東・西向きが無理な場合でも、北向きだけは絶対駄目です。

聖天様を授かり安置し祀る高さ

聖天様の御札を授かり安置し祀る時に、その安置し祀る高さは凄く大切なことです。

聖天様の御札は、必ず拝む時に目線よりも高い場所に安置し祀って下さい。

但し、これは『拝む時の体制』を基準にして頂けたら良いです。

目線よりも高い位置と言えば、多くの人が立った状態での目線より高い位置を考えますが、その場合かなり高い位置となり、聖天様の御札を安置し祀る場所は限られてくると思います。

またこの後に説明しますが、聖天様の御札を安置し祀るなら、其れ相応の御供が必要です。

あまり高い位置になれば、普段の御供にも支障が生じるかと存じます。

よって、目線よりも高い位置、目線よりも高い場所というのは、立った状態を基準とするのでは無く、あくまでも拝む時の体制を基準に考えて頂ければ良いです。

仮に立って拝むならば立った体制での目線より高い位置になりますが、正座するなど座って拝むならば座った体制での目線より高い位置になりますから、聖天様の御札を授かり安置し祀る場所の候補も広がるかと存じます。

聖天様の御札を授かり安置し祀る他の仏壇や神棚との兼ね合い

ご自宅に仏壇や神棚が存在する場合、聖天様の御札を授かり安置し祀るにも注意が必要です。

これより、仏壇と神棚に分けて説明します。

聖天様の御札を授かり安置し祀る他の仏壇との兼ね合い

ご自宅に仏壇があり、聖天様の御札を授かり安置し祀る時に、これだけは要注意!ということが御座います。

それは次の通りです。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、仏壇の中に聖天様の御札を安置し祀っては絶対に駄目です。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、仏壇のある部屋とは必ず別室とし、仏壇のある同じ部屋に聖天様の御札を安置し祀っては絶対に駄目です。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、仏壇より、聖天様の神棚の方が、高い位置になるように、安置し祀って下さい。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、例え仏壇と聖天様の神棚が別室であったとしても、仏壇と神棚が向かい合わせにならぬように、、安置し祀って下さい。

あと、仏壇には関係ないですが、仏壇にしろ聖天様の御札を安置し祀る神棚にしろ、向かい合うように鏡を置いては駄目です。

聖天様の御札を授かり安置し祀る他の神棚との兼ね合い

ご自宅に神道の神様など神棚があり、聖天様の御札を授かり安置し祀る時に、これだけは要注意!ということが御座います。

それは次の通りです。

●聖天様以外の神棚がある場合は、日本神道の神様の御札を安置し祀る神棚である場合が多いと存じます。そもそも神道と仏教は作法が異なり、神棚に奉納する御供の種類も異なります。聖天様の御札を授かり安置し祀る場合は、現在の神棚と一緒に聖天様の御札を安置し祀ること避けた方が良く、別に聖天様の神棚を用意した方が良いです。もし仮に致し方ないという場合は、聖天様と他の神様との間に、何らかの仕切りをし、安置し祀って下さい。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、聖天様の御札は他の神棚と別室に神棚を用意し安置し祀る方が良いですが、それが無理な場合は現在の神棚がある部屋と同じ部屋に聖天様の神棚を用意し御札を安置し祀って下さい。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、他の神棚と一緒であれ別であれ、他の神棚と同室であれ別室であれ、必ず聖天様の神棚や御札が最も高い位置になるように、安置し祀って下さい。

●聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、例え他の神棚と聖天様の神棚が同室であったとしても別室であったとしても、他の神棚と聖天様の神棚が決して向かい合わせにならぬように、安置し祀って下さい。

あと、他の神棚には関係ないですが、いかなる神様の神棚にしろ聖天様の御札を安置し祀る神棚にしろ、向かい合うように鏡を置いては駄目です。

聖天様の御札を授かり安置し祀る時の御供

よく聖天様の神棚に、お塩など神道の作法で御供する人がいます。

しかし聖天様は仏教の神様です。

よって、聖天様の神棚には、次のものを御供します。

●蝋燭

●お香

●お花

●毎朝の一番水

これ聖天様の神棚に御供する必須アイテムです。

お香は香りの良いものが良いです。

お花は棘のない色花を好まれます。

あと、出来る範囲内で御供するのが、次のアイテムです。

●お酒

●お大根

●甘菓子

この『お酒・お大根・甘菓子』は、聖天様の大好物です。

お酒は量より質を重んじます。

仮に清酒の一升瓶と純米大吟醸の小瓶と比べるとしたら、小瓶の純米大吟醸が良いです。

お大根は、一本まるごと御供する方が良いのですが、神棚や御供台などのスペース環境によって、一本まるごとじゃなくとも良いです。

甘菓子に関して、本来は歓喜団という甘菓子が良いのですが、購入場所が限られますので、普段は和菓子を中心とした甘菓子で良いです。

あと、甘菓子と一緒の時や、普段からでも熱い日本茶など御供すると喜ばれます。

ご飯を炊いた時も、必ず炊きたて一番のご飯を、聖天様に御供して下さい。

因みに『蝋燭・お香・お花』について、本来は五具足が良いのですが、神棚のスペース環境などにより、三具足でも良いです。

三具足とは、蝋燭✕1香炉✕1花瓶✕1を意味し、五具足とは、蝋燭✕2香炉✕1花瓶✕2を意味します。

三具足の配置は、向かって左から『お花、香炉、蝋燭』です。

五具足の配置は、向かって左から『お花、蝋燭、香炉、蝋燭、お花』です。

毎朝の一番水は、聖天様の御札の直ぐ前に奉納して下さい。

聖天様の御札を授かり安置し祀る時の御供の神具仏具

聖天様の神棚に必要な、花瓶や香炉や火立てなど、更にはお水やご飯など各種器など、必ず新しい物を購入し、聖天様の専用にして下さい。

また洗う時も、聖天様の神具仏具を人間の食器と一緒に洗わないで下さい。

因みに当方でも、聖天様専用の神具仏具を、ラクマでお譲りしております。

ご興味ある人は、次のリンクから、ラクマで確認して下さい。

聖天様の御札を授かり祀る日々の作法

聖天様の御札を授かり安置し祀る限りは、其れ相応の作法が求められます。

少なくとも、毎朝神棚を綺麗にし、一番水を御供し、花瓶の水を入れ替え、お香を焚き、毎日朝夕に読経したり御真言を唱えたりと、禮拜することです。

聖天様の御札を授かり安置し祀り行う読経

聖天様の御札を授かり安置し祀り行う読経ですが、無理なく少しずつでも良いので、少なくとも般若心経は読経すること推奨します。

般若心経の経本は、どこでも購入することが出来ますし、ネット上でも、この聖天様ブログでも、ふりがな付きで御座います。

最初から読経なんて無理だと諦める人がいますが、ふりがな付きですから誰でも必ず唱えることが出来ます。

要は、般若心経を唱えることが出来るの否かの問題にあらず、般若心経を唱える気持ちがあるのか否かの問題に御座います。

是非、聖天様に居心地良く居て頂くためにも、聖天様とのご縁を深める為にも、少しずつでも良いので、般若心経を唱えるようにして下さい。

あと、生駒聖天として有名な生駒山宝山寺や、待乳山聖天として有名な待乳山本龍院を祈願寺としている人は、生駒聖天や待乳山聖天の作法本が、それぞれ宝山寺と本龍院で販売されており、購入すること出来ますので、宜しければ入手し日々読経して頂ければ良いと存じます。

もし、独自の作法本が無い寺院で、聖天様の御札を授かった人は、ネットでも『大聖歓喜天拝禮講式』という有り難い経本が販売されており、誰でも購入することが出来ますので、宜しければ入手し日々読経して頂ければ良いと存じます。

下記へ『Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング』のリンクを貼っておきます。

聖天様の御札を授かり安置し祀り唱える御真言

聖天様の御札を授かり安置し祀るなら、聖天様の御真言を唱えること必須です。

ある意味、般若心経など読経よりも、聖天様の御真言を重んじるべきに御座います。

聖天様の御真言は宗派によっても異なりますが、基本的には次の二つです。

●おんきりぎゃくうんそわか。

●おんきりくぎゃくうんそわか。

要は『く』があるか否かの違いなのですが、基本的に天台宗は「おんきりぎゃくうんそわか」と唱え、真言宗は「おんきりくぎゃくうんそわか」と唱えます。

生駒聖天で有名な生駒山宝山寺は真言律宗(しんごんりっしゅう)の寺院ですが「おんきりぎゃくうんそわか」と唱え、待乳山聖天で有名な待乳山本龍院は聖観音宗(しょうかんのんしゅう)ですが「おんきりぎゃくうんそわか」と唱えます。

因みに当方も「おんきりぎゃくうんそわか」です。

次に御真言を唱える回数ですが、100回~1000回です。

最初の慣れるまでは、7回か21回でも良いですが、慣れてきたら少なくとも100回お唱えし、出来たら1000回を目標に唱えて下されば、聖天様に通じるかと存じます。

聖天様の御札を授かり安置し祀るなら何事も聖天様が一番と心得て良し

他に仏壇や神棚などある場合でも、必ずや聖天様が一番と心得て下さい。

御供するのも聖天様が一番。

禮拜するのも聖天様が一番。

御供も拝むも、何事も聖天様を一番とし、その次に他の神様とし、仏壇は最後です。

聖天様の御札を授かり安置し祀る心得まとめ

いかがでしたでしょうか。

聖天様の御札を授かり安置し祀ること、簡単に思えましたか?それとも難しく思えましたか?

何度も申し恐縮ですが、聖天様は現世利益の最強神であり、誰よりも霊験あらたかな、ご利益ある仏教の神様ですから、聖天様の御札を授かり安置し祀る場合は、何よりも聖天様を重んじる意識と行動が求められ、其れ相応の心得をもった作法が求められます。

もし難しく感じる人は、それぞれの住宅環境や生活環境に応じた対応策を助言しますので、気軽に無料相談から連絡して下さい。

あなた様お一人お一人の住宅環境や生活環境を伺った上で、それぞれ個別に応じた、聖天様に失礼のない御札の祀り方など、聖天様とのご縁が深まるよう、アドバイスさせて頂きたいと存じます。

最後まで読んで下さり有難う御座いました。

もし良かったら気軽にコメントして下さい。

合掌

御札と御守

皆様からのコメントお待ちしております。

  1. マコ より:

    こんにちは、いつも有益な情報をありがとうございます。
    最近、どうしても叶えたいことがあり待乳山聖天様に浴湯祈祷を初めてお願いしました。
    住環境(お祀りできる場所が寝室しかない、ペットがいる)を鑑みて、お札ではなくお守りを頂いて、なるべく待乳山聖天様に頻繁にお詣りするようにしています。
    もし私のような住環境でも許されるのであればやはりお札をお迎えしたいのですが。
    ただ、聖天様に居心地の悪い思いをさせてしまうなら、やはり頻繁に参拝する形を継続すべきかとも悩んでおります。
    もしよろしければアドバイスを頂けないでしょうか。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    • 聖パパ 聖パパ より:

      コメント有難う御座います。
      御札を祀る環境に無いなら無理しないことです。
      無理して不作法になれば本末転倒に御座います。
      今後とも出来る限り参拝すれば良いと存じます。
      合掌

      • マコ より:

        聖パパ様
        早速のご返信ありがとうございます。やはり無理にお札をいただくより、参拝を継続する形の方がよいのですね。
        納得できました、ありがとうございます。

  2. マコ より:

    聖パパ様
    今ちょうど2度目の祈祷を申し込むにあたって待乳山聖天様に来ておりました。
    このタイミングで返信を頂けたことに驚いております。
    本当にありがとうございました。

  3. まさちゃん より:

    あるお寺で木札をいただきました。上部左には聖天様の梵字があり、右には阿弥陀如来や
    大威徳明王の「キリーク」がありました。どういう意味になるのでしょうか。お教えください。

    • 聖パパ 聖パパ より:

      コメント有難う御座います。
      どのような意味があるのか授かった寺院に確認された方が良いと存じます。
      その他で個別の相談あれば無料相談から連絡して下さい。
      宜しくお願い致します。
      合掌

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