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憎むか許すか

目:眼
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聖夫婦

最近のブログは、どちらかと言えば、他人に悪しき行為をする側の目線で書き記しましたが、今回は、悪しき行為をされた側の目線で書き記したいと思います。

誰にしろ、他人様に対する悪しき行為は、許されません。その報いは因果応報により必ず受けます。これだけは決して避けることが出来ません。だから他人様に悪しき行為はしないことです。

他人様に対する悪口や陰口、会社などでのイジメやハラスメント、他人様に悪しきことしても、結局はブーメランの如く自分に返って来ます。

次に、本日の本題でも御座います、他人様から悪口や陰口、イジメやハラスメント、その他、何らかの悪しき行為を受けた側の人は、どうぞ許してあげて下さい。他人様から悪しき行為など受けることで、自分の心中に憎しみが芽生えるかと存じます。しかし他人様を憎んだところで、何も良い解決にはなりません。

これより、他人様に悪しき行為を行う側を加害者、他人様に悪しき行為を受けた側を被害者とし、話を進めます。

加害者が因果応報により悪しき報いを受けることは、もはや言うまでもないのですが、それが被害者であっても、加害者を憎む心を抱けば、その憎しみに対する因果応報による報いを受けます。

他人から悪しきことされた被害者の立場になれば、加害者を憎むこと当たり前であると言えますが、だからと言って加害者を憎めば、また自分が悪しき報いを受けます。

この「憎まないで許す」という行為は、加害者の為だけではなく、被害者である自分の為でもあるのです。被害者が加害者を憎まなくとも、加害者は必ず天の報いを受けます。そこで被害者が加害者を憎めば、これまた被害者が悪しき報いを受けることになり、被害者からすれば、「なぜ加害者の為に被害者である自分が悪しき報いを受けなくては駄目なんだ。元はと言えば全てあいつが悪いのに!」と、更なる憎しみが込み上げること必然に御座います。

加害者を憎む意識を抱けば、必ず加害者を憎む行動が起こり、必ず加害者を憎む結果が生まれます。そうなると、本来の加害者と被害者が逆転してしまいます。つまり、両者ともに加害者であり被害者となるのです。これでは、お互いに悪しき報いを受け、お互いに不幸になるだけです。

憎しみという意識から生まれる行動は悪しき行動であり、悪しき行動から生まれる結果は悪しき結果に御座います。

これは被害者が加害者を許すという意味であり、天は加害者を決して許しません。どんな形であれ、加害者は其れ相応の報いを必ず受けます。

被害者が加害者に対し、憎しみを捨て許すということは、凄く難しいことに御座います。そう簡単に出来ることでは御座いません。しかし、許す努力をして下さい。意識するのは加害者を憎むことにあらず、今後の自分の幸せだけを意識するべしに御座います。

加害者に対する報いは天に任せ、被害者様は憎しみを捨て許し、その許すという良き報いを受け取って下さい。

加害者を憎むも因果応報、加害者を許すも因果応報です。悪しき報いは自ら避け、良き報いだけを受け取られて下さい。

合掌
執筆者:聖パパ

意識と行動

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