聖天信仰の心得十二条（其の五）

聖天様（歓喜天）お願いの叶わぬときは、未だその時期でないのか、誤った願い方をしていたか、または聖天様のお気持に反するような、お詣りの仕方をしていたからであるから、特に反省してみる必要がある。

これは聖天信仰の心得十二条の中の其の五です。

ここでは、願い叶わぬ理由が説かれております。

未だその時期でない

聖天様（歓喜天）に一心不乱に祈願し、後のことは聖天様（歓喜天）にお任せするのが、聖天信仰の心得です。

つまり、願い叶えて頂く時期も、聖天様（歓喜天）にお任せなのです。

また、聖天様（歓喜天）は、祈願者にとって、最も良い時期に叶えて下さいます。

ところが、人間は直ぐに叶えて欲しいと願います。

よって、なかなか願いが叶わぬと、聖天様（歓喜天）ご利益を疑ったり、願うことを諦めたりするのです。

聖天信仰に何ら問題が無いにも関わらず、願い叶わぬ時は、未だその時期ではない！という理由である場合が多いです。

誤った願い方

そもそも頭った願い方とは、一体どんな願い方なのか。

一部の代表的な例をあげてみましょう。

あっちもこっちも

聖天様（歓喜天）から御縁を授かり、聖天様（歓喜天）に祈願できるにも関わらず、あっちの神様、こっちの仏様という風に掛け持ちする人が居ますが、これ願い叶わぬ典型です。

聖天信仰の心得は「一心不乱」です。

聖天様（歓喜天）を信仰すれば他の諸仏諸神様にも通じますので、なかなか願い叶わぬ人で、あっちもこっちも祈願している人は、聖天様（歓喜天）を一心不乱に信仰して下さい。

本人と他人様の不幸

好きな相手に恋人が居る。

結婚したい相手に配偶者がいる。

だから、聖天様（歓喜天）に相手の別れを願う。

そんな人も居るかと存じますが、他人様の別れを願えど、他人様を不幸にする願いは叶えてくれません。

但し、他人様を不幸にしない願いは叶えて下さいますので、これに該当する人は、下記リンクより無料相談を利用し個別に連絡して下さい。

他にも考えられる間違いは沢山ありますので、何か相談が御座いましたら、重ねて上記リンクより無料相談を利用し個別に連絡して下さい。

次に、願い叶えることで、祈願者本人が不幸になる場合も、叶えてくれません。

人間は未来を知れぬが故に、それが幸だと思い願いますが、聖天様（歓喜天）には未来が見えますので、不幸になるような願いは叶えてくれません。

聖天様のお気持に反する

聖天様（歓喜天）のお気持に反するお詣りとは、どんなお詣りでしょうか。

これも一部の代表的な例をあげてみましょう。

断ち物祈願

お詣りは祈願という意味も含みます。

断ち物祈願とは、何かを叶えてもらう代わりに、何か大好きなものを断つ、という祈願法です。

これは、聖天様（歓喜天）のお気持に反します。

そもそも聖天様（歓喜天）は神様ですから、断ち物を望みません。

このような断ち物や約束という契約を望むのは悪魔で御座います。

聖天様（歓喜天）に断ち物祈願するも、気が付いたら悪魔との契約だった！という方も多いです。

これについても、何か相談が御座いましたら、下記リンクより無料相談を利用し個別に連絡して下さい。

特に反省してみる

これは大切です。

願い叶わぬ時に、「叶えてくれないじゃないか」なんて聖天様（歓喜天）に責任転嫁したら終わりです。

願い叶わぬ時の、願い叶わぬ理由は、時期もしくは祈願者本人にあると理解し、反省してみることが大切で御座います。

合掌