人の願い事は、小さな願いから大きな願いまで様々です。
しかし聖天様(歓喜天)と御縁ある人は切羽詰まった人が多いので大願である場合が多いです。
その願いが大願であるか否か、それは願意や内容によって異なり、困難であればあるほど大願ですが、少なくとも「相手ある願い」は大願です。
相手ある願いとは、相手の気持ちを自分の望み通りに変えるような願いです。
例えば「恋愛成就」や「復縁成就」や「結婚成就」などで御座います。
特定の相手と結ばれたい、でも相手が振り向いてくれない、だから振り向いて欲しい、そう願うのは大願です。
そもそも願い叶えてもらうに功徳が必要ですが、その功徳も大願になればなるほど大きな功徳が必要となります。
つまり、大願になればなるほど長期戦になること想定する必要があるのです。
人は大願であれ何であれ「早く叶えて欲しい」と願います。
しかしながら願い叶う時期は聖天様(歓喜天)にお任せするのが聖天信仰の心得です。
その願い、どうしても聖天様(歓喜天)に叶えて欲しいなら、聖天様(歓喜天)が叶えて下さるその日まで、ただひたすら功徳を積み、一心不乱に聖天様(歓喜天)を縋るべしです。
以前ブログにも書きましたが、聖天様(歓喜天)は期日ある祈願は好まれません。
※受験など、そもそも期日のある願いは別ですが、その本人が持つ功徳を考えれば、出来るだけ事前に祈願し功徳を積む必要が御座います。
よって、特定の相手と「恋愛成就」「復縁成就」「結婚成就」など願う場合「出来るだけ早く」と願うは良いですが、願い叶う日は聖天様(歓喜天)にお任せしましょう。
相手ある願いは大願です。
大願には大願なりの功徳が必要です。
大願には大願なりの努力精進が必要です。
功徳を積むも努力精進するも怠ったり諦めたら、そこで終わりです。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。