薬師如来様は医薬を司る仏様です。
薬師如来様は菩薩様だった時代があるそうで、菩薩様だった時代に人々を救うための１２の誓いを立て、その大願を果たしたことで如来様になったと言われています。
薬師如来様が菩薩様の時代に人々を救うために立てた誓いは次のようなことです。
- 光明普照（自らの光で三千世界を照らし、あまねく衆生を悟りに導く。）
- 随意成弁（仏教七宝の一つである瑠璃の光を通じて仏性を目覚めさせる。）
- 施無尽仏（仏性を持つ者たちが悟りを得るために欲する、あらゆる物品を施す。）
- 安心大乗（世の外道を正し、衆生を仏道へと導く。）
- 具戒清浄（戒律を破ってしまった者をも戒律を守れるよう援ける。）
- 諸根具足（生まれつきの障碍・病気・身体的苦痛を癒やす。）
- 除病安楽（困窮や苦悩を除き払えるよう援ける。）
- 転女得仏（成仏するために男性への転生を望む女性を援ける[6]。）
- 安心正見（一切の精神的苦痛や煩悩を浄化できるよう援ける。）
- 苦悩解脱（重圧に苦しむ衆生が解き放たれるべく援ける。）
- 飲食安楽（著しい餓えと渇きに晒された衆生の苦しみを取り除く。）
- 美衣満足（困窮して寒さや虫刺されに悩まされる衆生に衣類を施す。）
出典：Wikipedia
以上のように、病気など現世で苦しむ人間に救いの手を差し伸べ、その苦しみを取り除くとの誓いを果たし如来様となられたのです。
薬師如来様は、如来様になられてからも、病気などで苦しみ人間の声に耳を傾けて、病気に苦しむ人間から苦しみを取り除いて救っておられます。
最後に医薬を司る仏様！薬師如来様の御真言は「オン・コロコロ・センダリマトウギソワカ」です。
合掌
執筆者：パパ
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