毎朝夕、聖天様とお話されていますか?
聖天様へのお勤めは、聖天様と向き合う大切な時間でもあります。
やらされているのでもなく、義務でもなく、それが毎日の楽しい時間、楽しみとなれば、聖天様と通じ、願いが届き、願いが叶うでしょう。
聖天様と向き合い、入我我入。
最初は雑念が混じり、集中できないかもしれません。でも、是非頑張ってみてください。
【入我我入】願いが届くお願いの仕方
毎日のお勤めの際、お願いごとをされると思います。
しかし、必死に「お願いします叶えてください、お願いします叶えてください、お願いします叶えてください」
・・・
そのような願い方ではきっと届きません。
まずは、落ち着いて、日々の感謝のお祈りを申し上げましょう。
今日普通の日常がおくれることは、当たり前のことではございません。
聖天様(神仏様)に護られているからこその日常なのだと気づき、感謝することが大切です。
家族が、その日、普通に帰宅されることも、聖天様(神仏様)から頂いた奇跡のようなことなのだと、気づき、護って頂いている事に感謝しましょう。
普通の日常を過ごせるということは、即ち、聖天様(神仏様)から頂いた奇跡なのだと、日々感謝することが大切なのです。
まだ何も願いが叶っていない、と仰る方がおられますが、毎日護って下さっているからこそ、こうして平穏な日常が訪れたのだということにまずは気づくことが大切です。そうすれば、自ずと感謝の気持ちが湧いてくるはずです。
その感謝を申し上げたら、それから、具体的に叶えて頂きたいことをお話して、叶えて頂けるようお願いしましょう。
その時の注意点としましては、抽象的な願い事ではなく、なぜ、この願いを叶えてほしいのかなど、詳しく、具体的にお話してください。
この願いが叶えばこうなるのだという、幸せな自分を、歓喜する自分を想像しながらお話しするほうが、より願いが届く、叶う、願い方だといえます。
そして、「必死にならない」で「一心不乱」に願うことが大切です。
この「一心不乱」に聖天様を慕い、お勤めに励むことが、入我我入への近道です。即ち、願いが叶う方法です。
阿弥陀経に「我体を捨て南無弥陀仏と一体なるを一心不乱というなり」と言うお言葉があり、これが語源となっています。
「雑念を捨て心をひとつにして仏を信じることを一心不乱というのである」という意味です。
皆様からのコメントお待ちしております。