他の神仏様も同じですが、特に聖天様へ祈願する場合は、お願いの仕方に注意です。
その中でも間違いやすいのが相手のある願い事です。
例えばAさんのことが好きだとします。
そしてAさんと付き合いたいとします。
しかしAさんには恋人がいるとします。
それでも諦められない人は聖天様に願います。
さぁ、ここからが問題です。
すでに恋人がいる相手と付き合いたいと聖天様に願う時、あなたならどんな願い方をしますか?
①:Aさんが恋人と別れますように。
②:Aさんとお付き合い出来ますように。
ここで「Aさんが恋人と別れますように」と願うのは不徳であると言えます。
この「Aさんが恋人と別れますように」という願いは、自分の中心とした願いにあらず、あくまでもAさんとAさんの恋人を中心にした願いに御座います。
またAさんもAさんの恋人も別れを望んでいないことが想定できます。
それにも関わらず二人の間を引き裂くような願いは不徳な願いと言えます。
他人が望まぬ願いは「願いにあらず呪いである」とも言えます。
こんな願い方をしていたら聖天様から見離されますし、その悪い念は必ずや自分に返って来ます。
Aさんには恋人がいる。
それでもAさんと付き合いたいと願うなら、「Aさんが恋人と別れますように」なんて相手が別れること願わず、「Aさんとお付き合い出来ますように」と、自分が付き合えること願って下さい。
似たように感じる人がいるかも知れませんが、「Aさんが恋人と別れますように」と願うか「Aさんとお付き合い出来ますように」願うか、天と地に御座います。
これ分かりやすく恋愛関係の願い事で説明しましたが、恋愛関係に関係なく、合格しますようにとか、病気が治りますようになど、相手も望む願い事ならしても良いですが、不合格になりますようにとか、恋人と別れますようにとか、相手が望まぬ願い事は絶対せぬことです。
合掌
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九拝
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