皆様も多から少なかれ聖天様(歓喜天)に祈祷した経験はあるかと存じます。
今回は聖天様(歓喜天)に祈祷する人の特徴を、3つのタイプに分けて記します。
一発タイプ
先ずは「一発タイプ」です。
聖天様(歓喜天)から御縁を授かり、聖天様(歓喜天)に祈祷しますが、1回したら終わりです。
また、このタイプの人は祈祷する座数も少なく、例え大願であろうとも1座のみの人が多いです。
聖天様(歓喜天)から御縁を授かる人が願う願意は大願であることが多いです。
そんな大願を一発のみ、ましてや1座で叶うはずもなく、というのが現実です。
一発タイプだから願い叶わぬのか、願い叶わぬから一発タイプになるのか、これはもう「鶏が先か卵が先か」という話になりますが、これでは叶う願いも叶い難しかと存じます。
また、このタイプの人は、聖天様(歓喜天)から御利益を授かるも願い叶うも、御礼を怠ることが多いのが特徴の1つで御座います。
念の為に申し上げますが、これは一発タイプを否定しているのでは御座いません。
小顏かつ継続した御利益を必要としない願意で願い叶えば何ら問題は御座いません。(但し、御礼は行なった方が良いと思います)
ときどきタイプ
次に「ときどきタイプ」です。
このタイプの人は、書いて字の如く「ときどき」祈祷します。
困った時の神頼みが如く、困った時だけ祈祷されるタイプです。
これも「ときどき」を否定しているのでは無いのですが、願意によっては良し悪しが生まれるので注意が必要です。
前の記事にも書きましたが、継続した御利益を必要としない願意であれば良いですが、継続した御利益を必要とする願意であれば、不安定となります。
また、このタイプの人もどちらかと言えば、聖天様(歓喜天)から御利益を授かるも願い叶うも、御礼を怠る人の方が多いように思えます。
祈祷して良くなるも、しなくなり悪くなる、そんな繰り返しである場合は多いようです。
ときどきタイプで良いか否か、それは願意によって判断して頂ければ良いかと存じます。
また、未だ願い叶っていないなら、次の継続タイプに移行された方が良いかと存じます。
継続タイプ
最後に「継続タイプ」です。
これは毎日欠かさず行う人のみならず、費用面から月1回など可能な座数を定期的に行う人を含みます。
先の「ときどきタイプ」でも書きましたが、この「継続タイプ」の人の願意は全て「継続した御利益を必要とする」願意であり、又は願い叶うまで絶対に諦めない努力精進を怠らないが故に絶対に願い叶う人が多いです。
また、御利益の継続性を必要とする願意の場合は、願い叶った後も引き続き継続して祈祷されますので安定しています。
更には、聖天様(歓喜天)から御利益を授かるも願い叶うも、必ず御礼祈祷を怠らないのが、このタイプの人の1つの特徴と言えます。
聖天様(歓喜天)への祈願は「毎日欠かさず」が大前提です。
それを祈祷で行う人は、御利益を授かるも願い叶うも、その安定感は素晴らしいものがあると言えるでしょう。
念の為に申しておきますが、祈祷するにも費用が発生しますので、ご無理ないようして下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。