（天部・神）帝釈天：たいしゃくてん

帝釈天（たいしゃくてん）

ヒンドゥー教の三神の一。仏教では色界の初禅天の主として、梵天と並んで諸天の最高位を占め、仏法の守護神とされる。密教では十二天の一として上方を守る。
今回は帝釈天（たいしゃくてん）のご紹介です。

帝釈天（たいしゃくてん）とは

帝釈天は天部の神を統率する神とも言われています。
性格は豪快で阿修羅の娘をさらい、阿修羅と戦いを繰り広げたという話も…結局その阿修羅の娘を妻とします（阿修羅の娘シャチー＝舎脂）
梵天と一対の像として表されることが多く、両者で「梵釈」と言われています。

八部衆とは…
仏法を守護する八神で、天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩睺羅伽の八部衆。この八神は仏教以前、古代インドの鬼神・戦闘神・音楽神・動物神などです。後に仏教に帰依し、仏の弟子となって護法を誓い、善神となりました。
天は梵天、帝釈天を初めとする、いわゆる「天部」の神の総称のことです。

帝釈天（たいしゃくてん）の真言

なうまくさまんだぼだなんいんだらやそわか。

帝釈天（たいしゃくてん）像で有名寺院

東京：柴又帝釈天
静岡県：南禅寺
愛知県：滝山寺
奈良県：東大寺法華堂
奈良県：唐招提寺金堂
奈良県：秋篠寺
奈良県：室生寺
和歌山県：紀三井寺大光明殿
京都府：東寺講堂須弥壇
京都府：三十三間堂
京都府：妙法院の境外仏堂で「蓮華王院本堂」
京都府：醍醐寺上醍醐薬師堂
京都府：京都帝釈天
京都府：福寿寺。船井神社には帝釈天への遥拝所がある。
大阪府：孝恩寺観音堂
大阪府：静照寺
兵庫県：丹生神社明要寺奥の院跡
岡山県：正法寺
鳥取県：摩尼寺
など多数
【出典：Wikipedia】

合掌