聖天様（歓喜天）に御供する献酒の選び方

聖天様（歓喜天）の大好物は、お酒・お大根・甘い物です。

その中でも今日は、お酒について、その中でも日本酒について、記したいと存じます。

普段からお酒を飲む人は銘柄などにも詳しく問題ないかと存じますが、お酒を飲まない人にとって、お酒選びは難しいようです。

昔は「特級酒、一級酒、二級酒」と、お酒を飲まない人でも、分かりやすい表記だったのですが、1992年（平成4年）に様々な問題から廃止され、1993年（平成5年）以降は、特撰・上撰・佳撰となり、また、純米酒・吟醸酒など特定名称・原料米・産地などにより、消費者に分かりやすい表記になったようです。

ところが、お酒を飲まない人にとっては、逆に難しいかと思います。

そこで今現在の基本的な、お酒ランクを記したいと存じます。

私は、お酒を飲むものの、詳しくないので、ググった情報ですが（笑）

1. 純米大吟醸酒
2. 大吟醸酒
3. 純米吟醸酒
4. 吟醸酒
5. 特別純米酒
6. 純米酒
7. 特別本醸造
8. 本醸造
9. 普通酒

それでは本題に入りましょう。

聖天様（歓喜天）に御供するに喜ばれるお酒は？

聖天様（歓喜天）は、甘い物が大好きなので、甘口のお酒を選ばれる方も多いですが、そこはあまり気にしなくても良いかと存じます。

一般的に日本酒の場合は、甘口より辛口を好む人が多いようで、その為か種類も多いように思います。

聖天様（歓喜天）に御供するに喜ばれるお酒は？

上質なお酒を御供されると喜ばれます。

聖天様（歓喜天）は、高級酒を好まれます。

但し、高級酒になればなるほど、高額となりますので、負担になる場合は小さい物を選べば良いです。

例えば、小瓶の純米大吟醸酒と、一升瓶の普通酒が、同じ金額だった場合は、迷わず小瓶の純米大吟醸酒を御供されると、聖天様（歓喜天）も喜ばれます。

もちろん純米大吟醸酒の一升瓶に越したことはないですが(^^ゞ

聖天様（歓喜天）は、お線香も同じですが、お酒も上質な物を喜ばれますので、御供されて下さい。

仮に量が少なくとも、足りなければ、聖天様（歓喜天）は、自分で増やされます（笑）

寺院へ御供する場合の熨斗紙は、蝶結び（赤・白）で「奉納・献酒・奉献」など記されると良いです。

ご自宅で御供したお酒のお下がりですが、お酒が飲める人は有難く美味しく頂いて下さい。

お酒が飲めない方は、料理酒として使っても良いですし、飲める人に差し上げても良いですし、処分されても大丈夫です。

合掌
執筆者：聖パパ