寳山寺の惣門を通り、和光堂(カフェ・お土産)&大きな黒板を通過し、少し階段を上がった左手に地蔵堂があります。
今回は地蔵堂についてのお話です。
地蔵堂に鎮座される神仏様
首から大師様は首だけですが…弘法大師様です
ご真言:南無大師遍照金剛
弘法大師様は…説明はいらないかと思われますが、空海様です
そして、小さい弘法大師様がここにおられます
ご真言:南無大師遍照金剛
そして、大きな弘法大師様
ご真言:南無大師遍照金剛
福徳地蔵尊は福徳のご利益のあるお地蔵様です
ご真言:おんかかかびさんまえいそわか
修行大師は弘法大師の修行時代のお姿です
ご真言:南無大師遍照金剛
融通観音様は 商売繁盛のご利益から発展し、いつしか金銀財宝を融通して下さる観音様といわれています。
ご真言:おんあろりきゃそわか
安産、子育てのお地蔵様です。
ご真言:おんかかかびさんまえいそわか
福徳地蔵尊像と融通観音像は寳山寺ができた当初に寄贈されたものということです。
寳山寺ができた当初というと、湛海律師の時代…古くから寳山寺に居られたお地蔵様と観音様です。
そのほか4体は昭和に入ってからこの場所に居られるとの こと。
融通観音様は双子??
この湛海律師の時代から居られる融通観音像、実は双子だというのです。
ということでその噂の双子の融通観音様にご挨拶に行ってきました。
奈良市三碓の添御県坐神社に居られました。
と言いましても、神社内にいらっしゃった訳ではなく、神社から直ぐの観音堂に鎮座されておりました。
いかがでしょうか?
似て居られますか?
三碓の観音様のほうが面長でしょうか?
奈良市三碓の添御県坐神社の公式HP内にはこの融通観音様の記載は見当たらずですが…
情報をお持ちの方は教えて頂けると嬉しいです!
奈良市三碓の添御県坐神社が管理だけしておられるのかもしれません。
とてもきれいにお祀りされていました。
更に、この三碓の観音様、寳山寺の融通観音様と互いが互いの方を向き合うかたちで立っているのだとか…
融通観音様のご利益といえば
智慧、財福、福徳授与、安産、延命のご利益があるとされています。
「金銀財宝」を、融通して下さる..ともいわれる融通観音様!
奈良の寳山寺に参拝された方は、帰りに少し足を伸ばして、三碓の融通観音様にもご挨拶されても良しですね。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。