寳山寺の経塚に足を運ばれた方も多いと思います。
しかし、境内から少し離れているので、行ったことがない…
という方もいるかもしれません。
経塚へのアクセス
本日は寳山寺の経塚のご案内です。
寳山寺から参詣道を利用して経塚へ向かう
奥の院から歴代山主墓までに経塚へのルートを示す看板があります
看板の指す進行方向へと進む
最初は少し荒れているけれども、山道だし行けるかな?
という程度なのですが、
ある程度山道を進んだ、とある地点で、経塚への道はフェンスで塞がれ、立ち入り禁止となっています
※2023年1月現在
参詣道からは行けませんので
行く方法としては
②生駒山上登山道で経塚に向かう
③信貴生駒スカイラインで経塚に向かう
この3択となります!
近鉄ケーブル利用・徒歩で経塚に向かう
経塚は生駒山上遊園地の駐車場入口のすぐ脇にあります
●近鉄ケーブルカーを利用される場合は梅屋敷駅から生駒山上駅に向かいます
●徒歩で向かわれる方は生駒山上登山道を登ります
梅屋敷駅前までは同じ道を進みますのでその地点まで同じ道を進みます
これを目印に看板の指す方向へ進みます
立て札の案内に従い梅屋敷駅のケーブル乗り場・生駒山上登山道に向かいます
途中にトイレがありました
途中道が二手に分かれていますが
近道、岩谷の滝と書かれた案内板が指す方向へ向かいます
道なりにどんどん進みます
道の途中に、又、『近道、岩谷の滝』と書かれた案内板がありますから、その方向へ進みます
すると、前方に梅屋敷駅
進行方向右手に徒歩で山上に向かう生駒山上登山道が出てきます
近鉄ケーブル利用で経塚に向かう
梅屋敷からケーブルで経塚に向かう場合は、このまま直進です
近鉄ケーブル各停生駒山上行き
※5分(2駅)
生駒駅改札です
※早朝のため開いていませんでした
生駒山上駅を降りると目の前には生駒山上遊園地の入り口があります
生駒山上駅の外観です
赤丸の看板に注目!
経塚は駐車場の入口近くにあるので、駐車場の入り口に向かいます
しばらく歩くと又駐車場の看板が出てきました
看板の指す駐車場の方向へ向かいます
階段を下りて駐車場に向かいます
この看板が出てきたら左を向くと駐車場です
この階段を下りてきました
駐車場の中へと進みます
経塚はあの駐車場入口脇の赤丸部分です
どこから経塚に入ればいいのか迷いますが、駐車場と道のガードレールの間から入ります
生駒山上登山道で経塚に向かう
すると、前方に梅屋敷駅
進行方向右手に徒歩で山上に向かう生駒山上登山道が出てきます
この登山道を登って行きます
道なりにひたすら登って行きます
卅4丁の石柱
赤いテープの目印があります
卅三丁の石柱
休憩場所
まだまだ先かと思っていましたが、あと0.5Kmのようです!あと少し!
この看板が出てきたら右に曲がって駐車場入口を目指します
この階段を上がると生駒山上駅です
右に曲がると駐車場が見えてきます
駐車場の中へと進みます
駐車場です!経塚は赤丸の場所ですから、駐車場の入口方向へ進みます
少し分かりづらいですが駐車場の入り口まで来たら
駐車場と道のガードレールの間から入ります
信貴生駒スカイラインで経塚に向かう
寳山寺の第1駐車場から出発
第2駐車場方面へ上がっていきます
第2駐車場を通過し道なりに真っ直ぐ進む
信貴生駒スカイラインの聖天口(料金所)が現れます。
生駒山上までの往復券を購入し、経塚に向かいます。
※往復料金は普通車740円です(2023年1月現在)
山上遊園地の駐車場入口を目指して下さい
※生駒山上料金所を過ぎると別料金になります。
山上駐車場の手前、向かって左手に経塚の看板が出てきます
山上駐車場入口です
その地点から来た道を振り返るとこの様になります
駐車場はこの遊園地の駐車場をご利用下さい
遊園地が閉まっている時はケーブルか徒歩でお願いします
経塚案内
経塚へは遊園地の駐車場の入口のガードレールと、信貴山スカイラインのガードレールの間から入ります
錆びていますが寳山寺由緒 経塚と書かれています
経塚と書かれた看板の裏に『経塚の記』が書かれています
『経塚の記』
入ってすぐの建物
奥にも建物があります
奥の建物の、奥に寳山寺から参詣道を利用して経塚に向かうときの道案内の目印が見えます
これも寳山寺から経塚への道案内のポールです
目印は木にもありました
寳山寺からの参詣道を利用するとこの道に繋がっているようです。(今は立入禁止)
かなり荒れています。
寳山寺からのこのルートは今は立入禁止ですが、整備されればここへ繋がります。
経塚と書かれた看板の裏には『経塚の記』が書かれています
寳山寺中興開山湛海快律師は、大般若波羅蜜多経の広大無辺なる功徳を顕彰するために、経塚の建立を発願され、安永5年(1776年)第六世光善和尚の代に、一石一字の般若経を納められたのがこの経塚です。
然るに、いつしかこの経塚も荒廃に帰し第十六世慧證和尚は深くこれを嘆いて経塚再興を発願昭和7年8月、願成就の大供養会が開かれました。
降って昭和53年7月、第十八世実道和尚がお堂を建立するなど現在の姿に整備しました。
経塚中央には教主釈迦如来の石像を安じ周囲には十六善神を奉祀しています。この十六善神は常に仏法を守護し、衆生を悪より善に、不幸より幸福へと導いて下さるのです。
唐の玄装奘三蔵法師が修行の為天竺(インド)へ旅された際に、この善神が常に法師を護られたので、無事目的を達する事が出来ました。この所縁により、特に交通安全、諸病平癒、除災開運の効験が顕著な塚とされています。
ご祈祷の修法
光明を点じ、妙香を薫ず
般若心経 1巻
南無十六善神 七遍
南無釈迦牟尼仏 七遍
平成五年六月
大本山生駒山宝山寺
※経塚とは、経典を土中に埋納した塚
※顕彰:功績などを一般に知らせ、表彰すること
※扁平な小石(礫石)に経典の字句のうち一文字を書写し、それを多数埋納する一字一石経
釈迦如来様が中央に十六善神様が周囲におられます
矢印の方向に十六善様をご紹介
中央に釈迦如来様、脇侍として、左に黒獅子に乗った文殊菩薩様、右に白象に乗った普賢菩薩様
光明を点じ、妙香を薫ず
般若心経 1巻
南無十六善神 七遍
南無釈迦牟尼仏 七遍
蝋燭を灯し、お線香をあげて御祈願されて下さい。
霊験あらたかな、とてもパワーを感じる経塚です
少し遠いですが、御参りして下さい
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。