本日は、聖天様(歓喜天)へ祈祷されている皆様に「願文」についてのご案内です。
当方の各種祈祷は「住所・氏名・生年月日・年齢・願意・願文」と詳細に行います。
これらは、皆様から各種祈祷の依頼を受ける時に伺っているのですが、この中の願文の意味が上手く伝わっていない場合が御座いますので、これより書きたいと思います。
願文
待乳山本龍院(待乳山聖天)の祈祷には「心願書」というものが御座います。
それを当方の祈祷では「願文」という名称で承っておりますので、待乳山本龍院(待乳山聖天)で祈祷されている方には理解して頂きやすいと存じます。
そもそも願文とは、願い事である「願意」の補足であり詳細です。
基本的に願意は四字熟語を使用します。
皆様の願いが四字熟語のみで良い場合には願文は不要となります。
一方で四字熟語だけでは願いが伝わらない!四字熟語だけじゃ足りない!もっと詳細に祈願したい!という場合も多いかと存じます。
そんな時に「願文」を利用して頂ければ良いのです。
聖天様(歓喜天)宛ての手紙
次に願文の言い回しについて書きます。
願文は、聖天様(歓喜天)に宛てる手紙でありますので、基本的には預かった願文そのまま聖天様(歓喜天)にお届けします。
よって、願文は聖天様(歓喜天)に対してのメッセージでありますので、聖天様(歓喜天)に失礼の無いよう、それ相応の書き方と言いますか、言い回しで書いて下さい。
良い例:「聖天様、お願いがあります。●●学校の受験で合格させて下さい。受験日は●月●日、受験番号は●●●番です。私も一生懸命勉強しますので宜しくお願いします。」
悪い例:「●●学校に合格したい」※これ神様に対する言い回しじゃないですよね!(笑)
皆様も、聖天様(歓喜天)の寺院へ参拝したら、聖天様(歓喜天)に合掌し願い事されると思いますが、それと同じ言い回しで書いて下さい。
願意の四字熟語だけでは物足りないという方は、是非とも「願文」を利用し、聖天様(歓喜天)に願い事の詳細メッセージ伝えて下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。
「悪縁切り」の願意の四字熟語は、どの様に表記したらいいですか?
書いて字の如く「悪い縁を切って下さい」とすれば良いと存じます。
合掌