この世に生まれた人間は、それぞれに成長します。
成長の形や成長の度合いは、それぞれ異なりますが、それに大きく影響するのが「失敗」です。
失敗と聞けばマイナスイメージが先走ると思いますが、失敗が必ずしもマイナスに働くとは限りません。
失敗はマイナスに働くことあれど、逆にプラスに働くこともあるのです。
その分かれ道は何か?
それは失敗を失敗として終わらせるか、失敗を成功へのステップとして終わらせるかです。
仮に何らかの失敗をしたとします。
その時に落胆すれば成長することは御座いません。
その時に落胆せず二度と同じ失敗はしないと次に活かすことで成長します。
よって、失敗を成功のステップに出来る人間は、たくさん失敗した方が良いのです。
例えば受験勉強なんか分かりやすいと思います。
多くの人が学校のテストや塾のテストで良い点数を目指します。
それは良いことであり決して間違いでは無いのですが、仮に悪い点数であった時に、先程の話の通り「落胆するか次に活かすか」によって結果は異なります。
極論ですが、仮に学校や塾のテストが悪くとも、本番の受験で良い点数と取れば良いのです。
逆に学校や塾のテストが良くても、本番の受験で悪い点数を取れば良くないです。
学校や塾のテストで良い点数を取れば良いですが、仮に悪い点数であったとしても、決して落胆する必要は無いのです。
何故か?
本番の受験前の学校や塾のテストは、間違い探しのテストだと理解すれば良いのです。
本番の受験で間違えたら取り返しがつかないですが、事前の学校や塾のテストで間違えることで、自分の苦手分野が理解できますから、そこを磨くことで克服し本番のテストで間違えることが無くなるのです。
つまり合格です。
これ分かりやすく受験に例えましたが、仕事でも恋愛でも同じです。
この世の如何なる分野であれ、成長し成功したいのなら、先ずは失敗した時の意識を磨き、その上で失敗を恐れず行動するべしです。
そこで得た失敗が必ずや成功に導いてくれると存じます。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。