出戻り信者様の投稿ブログ
先日、病院の中庭の方から歩いて来た知人と偶然出会い、何をしていたのか尋ねた時に聞いた話です。
「随分前の話だけど私、入院していたの」知人(女性)は盲腸をこじらせての入院だったのですが、隣のベットのご婦人は胃潰瘍だったそうです。
ご婦人は手術を控えていたのですが、「私は癌なの。手術をしても助かる見込みが無いと家族と先生が話しているのを聞いてしまったから、とても手術が怖い。」
その話を聞いて、知人は励ましていたのですが、「まだ死ぬわけには行かない。子供を残しては行けない。」と話すばかりで手術を大変怖がっていました。
ある時、知人が売店に行こうとしたら、ご婦人が中庭に歩いて行くのを見て後を付けると、そこには観音様をお祀りしてあるお堂があり、そこで、ご婦人は一生懸命観音様にお願いしてあったそうです。
数日後、ご婦人が知人に「私は手術が怖く無くなった!」と話すので、何かあったのか訪ねると、「夜、寝付かれずにウトウトしていたら誰か入ってきた。こんな夜に誰だろうと見ていたら、それは観音様だった。観音様がニッコリと微笑まれて私を見て下さったので、私は助かる!と思えたの。」
ご婦人の癌は、出来た場所が悪く退院は無理だろうと家族には伝えてあったそうですが、長時間の手術にも耐え奇跡的に全ての癌が取り除けたそうです。知人とご婦人の交流は退院してからも続き、ご婦人は退院されてからも、観音様への信仰も続けてあったそうですが、昨年、残しては逝けないと言っていた子供さん達やお孫さん達、大勢の方に見守られながら安らかな顔をして旅立たれたそうです。きっと、熱心に信仰していたから観音様がお迎えに来られたのだと知人は思ったそうです。
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