令和元年7月7日に行う令和初の七夕祈祷も、受付開始から10日が経ちましたが、既に昨年以上のお申込みを承っています。
特に平成最後の七夕祈祷となりました昨年に比べて、本年に行います令和最初の七夕祈祷では、個人での申込みも増える中で、法人での申込みの割合が目立って増えております。
そこで今回は、祈願ご祈祷される場合の、個人と法人について、少し書き記します。
祈願ご祈祷する際の個人と法人の扱い
これ一般社会でも同じことですが、祈願ご祈祷も同じで、個人と法人は別扱いとなります。
個人に対する説明は不要かと存じますので省きます。
法人とは、人間ではないものの、法律上からも人格を認められており、法律行為を有効になし、権利や義務の主体となりうる資格が与えられています。
皆様は聖天様に商売繁盛など祈願ご祈祷する時に、誰を願主(願う本人)にしていますか?
個人
個人事業主として店舗経営をしている場合など、法人登記せずに、お仕事をされている方など、祈願ご祈祷する時には、個人が願主となります。
祈願ご祈祷する時には、基本的に個人の住所・氏名・生年月日・年齢(数え年)にて行います。なお、ご祈祷の場合は場所によっても必要事項の種類は異なります。
個人事業主の方が、祈願ご祈祷される場合には、個人を願主とするしかないので、ここの詳しい説明は不要かと存じ、次の法人へ進みたいと思います。
法人
個人か法人かは、法人登記しているか否かです。
仮に、株式会社●●というふうに、法人登記しているのであれば、祈願ご祈祷する時の願主は、株式会社●●という法人になります。
なお、株式会社●●代表取締役●●●●としても良いです。
一般的に代表取締役の方が、祈願ご祈祷する場合には、株式会社●●代表取締役●●●●とすることが多ですが、家族や従業員の方が祈願ご祈祷する場合は、株式会社●●とすることが多いです。また、ご祈祷の場合は行う場所によっても代表取締役の有無は異なります。
祈願ご祈祷する時の住所に関しても、個人の住所ではなく、本店登記している本社の住所になります。ご祈祷の場合は場所によっても住所の有無は異なります。なお、個人が願主となる場合に必要な生年月日や年齢は不要です。
祈願ご祈祷する際のまとめ
個人が法人を願主とするような間違いは無いですが、法人が個人を願主とすることはあります。ただ法人が個人を願主としたら絶対に駄目なのかと言えば、そうでは御座いません。個人は個人とし、法人は法人として、区別した方が願い届きやすく願い叶いやすく良いという意味です。
これは商売繁盛に限らず、社運隆昌でも、職場円満でも同じことですが、会社として法人登記している場合に法人として願う時は、法人を願主として祈願ご祈祷して下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。