読者様ブログ
執筆者:まあちゃん
1月25日に福島聖天了徳院様に向かい荼枳尼天様ご挨拶をして宝山寺様にお詣りさせていただきました。
宝山寺様へのお詣りは昨年の11月16日以来となります。
昨年12月に大好きな母親を亡くし、とても悲しい日々を過ごしておりました。母の具合が悪くなり、亡くなったことで、その間の自分の揺れ動く心、不安、寂しさ、切なさ、虚しさ、そんな様々な気持ちを抱え、母の存在感の大きさと自分がどれだけマザコンだったのかと気づかされました。
生前母が私に「〇〇が息子に生まれてきてくれて良かった。〇〇が息子で良かった。自慢の息子やで」と言ってくれたことが頭から離れず思い出すたびまた涙がこぼれます。
母は鰻が大好きで闘病中に定期検診に訪れる病院の近くにある鰻屋さんの鰻をとても気に入っており「ここの鰻食べたら他の鰻食べられん」と常々言っていたのを思い出します。
母が入院する前日の夜、家族そろって母の大好きな鰻屋さんからテイクアウトした鰻重を皆で美味しくいただきました。
そして、その10日後母はあの世に旅立ちました。
入院の前日まで自分のことは自分でできて身の回りを綺麗にして私たちの手を煩わすことなく穏やかに旅立った母、そして亡くなってからも何もかもが上手くいくように準備してくれていた母の愛情はまるですべてを見通し愛情で包んでくれる観音様のように思えました。
そんなことがあって忌があけるまで聖天様へのお詣りと家での朝晩のお勤めをご遠慮させていただいておりましたが、その間も通勤途中に北向地蔵様と救馬溪観音様の十一面観音様には朝晩お詣りさせていただいておりました。
先日無事に49日の法要を済ませることがでたのですが、当日、不思議なことに御導師様の他に若い最近和尚さんになられた私の後輩のご子息と私のいとこの旦那さんである和尚さんとお二人がお参りではなく母の供養にと導師様の両脇に座られ読経していただくこととなり、とても豪華な法要となりました。
このご縁はきっと聖天様、十一面観音様のお導き、そして何より信心深かった母親の功徳のお陰に違いないとその光景に母の喜んでいる姿が瞼の裏に浮かび、感謝と感激で涙をこらえるのがやっとでした。
数か月ぶりに訪れた宝山寺様
宝山寺様の境内に入ると何故か気持ちが落ち着き故郷に帰ったような懐かしさを感じ穏やかな気持ちになれました。
いつものように清酒をお供えし、「お礼」と「心願成就」の浴油祈祷をそれぞれ10日ずつ、そして、大般若経転読をお願いし聖天様にお礼のご挨拶させていただき、これからも精進し、母の期待に背くことの無いよう生きていかなければと強く心に誓いました。
大般若経転読の後その場でご祈祷済みのお札を授かり早速我が家の大切なお客様として御社にお祀りさせていただき朝晩のお勤めをさせていただいております。
これからもよろしくお願いいたします。
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