「自分には縁がない」と感じていませんか
こんなに人が溢れる時代に、なぜか自分だけは誰とも繋がらない気がする。良い出会いも、良い機会も、自分には訪れない──そう感じて夜を過ごしている方は、本当に多くいらっしゃいます。
聖天様(大聖歓喜天/だいしょうかんぎてん)に仕える聖夫婦のもとには、「私には縁がないのでしょうか」というご相談が、季節を問わず寄せられます。今回は、その諦めの気持ちに、聖天様の「和合」と「結び」の教えからそっと光を差し込むお話をお伝えしてまいります。
御縁とは、すでに張り巡らされている見えない糸
仏教の世界では古くから、すべてのものは目に見えない糸で結ばれていると説かれてきました。あなたが今日すれ違った人、目を合わせた店員さん、電車で隣に座った見知らぬ方──そのすべてとあなたの間には、ご縁の糸が確かに存在していると伝えられています。
「縁がない」のではなく「気づいていない」
本当に縁がないのではなく、ご自身が「縁などないだろう」と心を閉じてしまっているために、すでに張り巡らされた糸が見えなくなっている──このような状態であることが少なくありません。心の窓を開ければ、見えなかった糸が見えてくると、信仰の伝統では伝えられてきました。
諦めは、ご縁を遠ざける
「どうせ私には」という思いが習慣になると、その思いが言葉や態度ににじみ出てしまい、せっかく近づいてきた御縁を無意識のうちに遠ざけてしまうことがあります。これは決してあなたが悪いのではなく、長く傷ついてきた心の自然な防御反応です。
聖天様は「和合」と「結び」の神様
聖天様は男天(なんてん)と女天(にょてん)の二身が抱き合うお姿で表される、和合の神様です。お一人ではなく「二身」でいらっしゃること、その姿そのものが、「結び」の象徴とされています。
聖天様が結ぶ「あらゆる御縁」
聖天様の縁結びというと、男女の御縁ばかりが思い浮かぶかもしれません。けれども聖天様がお結びくださるのは、それだけではありません。仕事の縁、友の縁、学びの縁、師との縁、新しい機会との縁──人生のあらゆる「結び」を与えて下さるのが聖天様なのです。
「気づき」の御縁を授けてくださる
聖天様は、まったく新しい出会いを運んでくださることもあれば、すでに目の前にあった御縁に気づかせてくださることもあると伝えられています。「こんな身近に、こんな良い方がいらしたとは」──そんな気づきこそが、聖天様のお導きの一つの形です。
気づかぬ御縁を手繰り寄せる、日々の祈り方
聖夫婦がお伝えする、日常の中でできる「御縁を開く祈り」の形をご紹介します。
朝に「今日出会う方々との御縁に感謝します」と告げる
朝、神棚に向かって一礼し、心の中で「今日出会う方々との御縁に感謝します」とお伝えします。まだ会っていない方への感謝を先に告げることで、心の窓が静かに開いていきます。
御真言を三度、心の中で唱える
聖天様の御真言「オン キリ ギャク ウン ソワカ(オン キリク ギャク ウン ソワカ)」を、心の中で三度唱えます。御真言を唱えると、頭の中の雑音が静まり、その日に出会う方々への感受性が自然と高まるのです。
一日に一人、「ありがとう」を心の中で伝える
日々あなたと関わる人に、心の中で「ありがとう」をお伝えします。コンビニの店員さん、職場の同僚、家族の一人──誰でも構いません。この小さな感謝の積み重ねが、御縁の糸を強くしていくと言われています。
御縁は「気づこう」と決めた瞬間から動き出す
不思議なことに、御縁を「諦めていた状態」から「気づこうと決めた状態」へ心が変わると、それまで見えなかった出会いが急に見えてくることがあります。これは決して魔法ではなく、ご自身の心の窓が開いたことで、もともとそこにあった御縁に気づけるようになったということなのです。
新しい御縁が訪れるまでの時間
御縁がいつ・どのような形で訪れるかは、私たち人間には測ることができません。ただ、聖天様への祈りを続けていらした方々の中には、「思いも寄らぬ時に、思いも寄らぬ形で」と振り返られる方が多くいらっしゃるのです。
すでにある御縁を大切にすることが、新しい御縁を呼ぶ
新しい出会いを求める前に、今そばにいてくださる方々への感謝を改めて心に置いてみてください。すでにある御縁を丁寧に扱うこと──それ自体が、新しい御縁を呼び込む土壌を整える行いとなっていきます。
聖天様は、そなたを必要としておる御縁を結ばれる
「自分には縁がない」と感じていらっしゃる方へ。あなたを必要としている御縁は、もう既にすぐそこにある、あるいは今まさに近づいてきていると伝えられています。心の窓を、ほんの少しだけ開いてみてください。
聖夫婦では、御縁に関するご相談も承っております。よろしければ無料相談からお話を聞かせてください。ご縁があれば、聖天様への御祈祷もお申し込みいただけます。
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※本記事は信仰に関するお話を中心としており、特定の結果を保証するものではありません。

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