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聖天様(歓喜天)ご利益は今の幸に気付き感謝し授かる

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聖天様(歓喜天)に何かを願うと言うことは、何かが満たされていないという証です。

だからと言って、あれがない、これがない、あれがほしい、これがほしい、なんてばかり言っていても、聖天様(歓喜天)からご利益は授かれません。

聖天様(歓喜天)は、どんな願いも叶えてくれる神様ですが、叶えてもらう人間側にも、叶えてもらうだけの素質というものが必要かと存じます。

聖天様(歓喜天)にいくら祈願しても「愚痴・文句・不平・不満」ばかりの人は、ご利益授かれず願いは叶えて頂けません。

この世の人間全てが、悩み苦しみがあれば、喜び幸もあるのです。

徳のない願い叶わぬ人は、喜び幸に気づかず、何事にも有り難いと感謝できず、満たされない部分だけしか見えず、不平・不満・愚痴・文句を言います。

その一方で、願い叶う徳のある人は、悩み苦しみはあれど、喜び幸にも気付き、有り難いと感謝し生きておられるので、聖天様(歓喜天)からご利益を授かり願い叶い救われるのです。

例えば、聖天様(歓喜天)の寺院へ参拝したり、聖天様(歓喜天)のお札を授かり自宅に祀り毎日朝夕のお勤め時に、願い事を祈願されていると存じますが、その時も先ずは感謝と御礼から述べるものです。

また、愚痴・文句・不平・不満を言う暇があったら、己の至らぬ未熟さを反省し、聖天様(歓喜天)に懺悔するべきなのです。

先ずは聖天様(歓喜天)に日々の感謝や懺悔をし、祈願は最後で良いのです。

何も良いことはない、反省することもない、ただ願いを叶えて欲しい、これでは聖天様(歓喜天)も振り向きません。

いつも有り難いと感謝し、至らぬ所を反省して、その上で願うことで、聖天様(歓喜天)も振り向いて下さるのです。

何も良いことがないなど有り得ません。

そもそも聖天様(歓喜天)から御縁を授かったこと最大の喜びであり感謝で御座います。

朝無事に目覚めたことも、有難い喜び感謝です。

家族が無事に帰って来たことも、有り難い喜び感謝です。

何であれ食事が出来ることも、有り難い喜び感謝です。

いつものことを当たり前と思うのではなく、有り難いと喜び感謝して下さい。

だって・・・

朝目覚めることが無いかもしれないしい、家族が無事に帰って来ないかもしれないし、何も食べれないかもしれません。

今ある幸せに気付き有り難いと感謝し、至らぬところを反省し懺悔し、その上で聖天様(歓喜天)に願えば叶えて下さり、救って下さいます。

聖天様ブログ読者様の御多幸を心から祈念致しております。

合掌
執筆者:聖パパ

聖天様 ご利益

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